サイト制作やブログ運営をしている方なら、「ラッコ」の名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。ラッコキーワードやラッコM&Aなど、サイト運営に関わるサービスを幅広く展開していて、私もこれまでラッコM&Aでブログを売却した経験があります。
そんな中、今回は運営しているブログの1つを、エックスサーバーからラッコサーバー(ラッコドメイン)に移行してみました。きっかけは、このブログをラッコのサイトマーケットに出品して、「即時納品」できる形で売却を考えたからです。
ただドメイン移管時に、私のミスから困ったこともあり、今後エックスサーバー(ドメイン)からラッコサーバー(ラッコドメイン)へ移管する議事録として、移行時の注意点や感じたことを記事にまとめることにしました。
この記事では、ラッコサーバーの評判、そして実際にエックスサーバーからラッコサーバーへ移行した体験、つまづいたポイントなどを詳しくご紹介します。
ラッコサーバーの特徴
- サイト売買サービスと連携できる唯一のレンタルサーバー
- 月額330円〜の低価格
- かんたんWordPress移行でクリック一つで他社サーバーからWordPressを移行できる
- デザイナー歴15年〜
- インハウス・制作会社のデザイナー経験を経てフリーランスで活動中
- ココナラでは実績280件以上/PRO認定を取得
- ブログ開始1年半で300万達成。月間最高アクセス135万PV(2025年実績)・ブログ最高月収90万
- 現在は複数のブログを運営中。ブログ講師/企業のオウンドメディア運用

ラッコサーバーの評判は?
ブログをやっている人なら、ラッコの名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。ラッコキーワードやラッコM&Aなど、サイト売買に関連するキーワードでよく目にする会社ですよね。
実はラッコでは、レンタルサーバー(ラッコサーバー)やドメイン(ラッコドメイン)も扱っています。
レンタルサーバーとしてはまだ歴史が浅く、利用者数も老舗のエックスサーバーやコノハウィング、ロリポップ、さくらインターネットなどに比べるとそこまで多くありません。
ただ、サイト売買の分野では圧倒的に有名な存在で、とにかく価格の安さも強みです。最近はブログ運営のゴールを「売却」に設定している人も増えているので、最初からラッコサーバー・ラッコドメインで立ち上げる人もこれから増えていきそうだなと感じています。

私も次に売却目的で育てるブログはラッコで立ち上げる予定です!
一方で、企業サイトなどしっかり長く運用していくサイトの場合は、何かあったときの対応事例がネット上に多いエックスサーバーなどの老舗サーバーの方が安心感があるかもしれません。小規模な個人ブログや、将来的に売却も考えているサイトであれば、ラッコサーバーも十分選択肢に入ってくる印象です。
実際、私は以前ラッコM&Aを利用してブログを約70万円で売却した経験があります。当時はエックスサーバー・ドメインのまま販売し、売買成立後はラッコのサイト移行代行(有料)を使いましたが、今振り返ると「最初からラッコで作っておけばもっとスムーズだったかも」と思う部分も正直あります。
ラッコのサイト移行代金は便利ですが、2026年7月現在は22,000円かかります。それであれば最初から売却目的のサイトはラッコサーバー&ドメインで作る方がスムーズな気がします。



サイト移行代行料金は、私が利用した2024年当時は16,500円でしたが徐々に値上げしています・・!そのため、売却予定のブログなら最初からラッコサーバー&ドメインで作成するのがおすすめです。
私がラッコのサイトM&Aで約70万でブログを売却した詳細はこちら


エックスサーバーからラッコサーバーへ移行した体験談
今回エックスサーバーからラッコサーバーへ移行したきっかけは、あるブログをラッコの「サイトマーケット」(サイト売買)に出品することにしたからです。
ラッコには大きく「ラッコM&A」と「ラッコサイトマーケット」という2つのサイト売買の仕組みがあります。簡単に言うと、サイトマーケットは1〜50万円ほどの価格帯がメインで、よりカジュアルに売買できる仕組み。ラッコM&Aは、数百万以上と企業にも売却するような本格的な売買。
私が、ラッコM&Aで70万円で売却した話は別記事で詳しく紹介していますが、今回はそれとは別に、サイトマーケットの方に出品することにしました。
出品を決めたのは、もともとそのブログはサイトM&Aにずっと出しっぱなしにしていたものの、なかなか手入れが行き届かず、アクセス・収益ともに下がってしまい売れなかったためです。今から一から立て直す余裕もなく、それならいっそサイトマーケットで売ってしまおう、と決めました。



このままそのブログを放置しても状況は悪くなるばかりなので、少しでもお金になるうちにマーケットに出品することを決意しました。
出品にあたって気づいたのが、マーケットに出ているサイトや成約事例を見ると、明らかに「即時納品」の案件が多いということ。
ラッコ公式によると、ラッコドメイン+ラッコサーバーで運用しているサイトであれば、「リアルタイム譲渡」という仕組みを使うことができ、購入者の支払いと同時にドメイン・サーバーの契約、WordPressのログイン情報まで自動的に引き継がれる仕組み。
これがエックスサーバー・ドメインで運用しているサイトの場合だと、購入後2週間以内に買主側で移行作業を済ませる必要があり、その分ハードルが上がってしまいます。
最初はそれでも構わないかなと思っていたのですが、実際の成約事例を見ていると、明らかに即時納品の方が動きが早そうだったので、今回は思い切って該当のブログだけラッコドメイン・ラッコサーバーに移行することにしました。(結果的に途中でちょっとしたトラブルもあったため、売却前に先に自分で移行しておいて本当によかったと思います。)



正直、ドメイン移管やネームサーバーの変更は何度か経験があるんですが、毎回緊張するので基本的にはエンジニアさんにお願いしたいのが本音。今回は失敗もありつつ、なんとか自分で進められたので、その記録を残しておきますね。
エックスサーバーからラッコサーバーへの移行方法!注意点も
今回行ったのは、エックスサーバー・ドメインで管理していたブログを、ラッコドメイン・ラッコサーバーに移管して、サイトマーケットに「即時納品」サイトとして出品するための作業です。
エックスサーバー・ドメイン(移管元)→ラッコドメイン・ラッコサーバーへ移管
基本的な手順は、ラッコの公式ナレッジにまとまっているので、まずはそちらを見ていただくのが一番確実ですが、ここでは実際にやってみて、私が何度かつまづいたポイントと失敗例を中心にお伝えします。



ちなみにサーバー移転までは簡単ですが、ドメイン移管で失敗しました..。私のような失敗をしないためにも、この後の手順をぜひご覧ください。
基本の流れは大きく分けて3つ
① サーバー移転(WordPressデータの移行)
② ドメイン移管
③ ネームサーバー変更(サイト移管完了後)
STEP1. サーバー移転(WordPressデータの移行)
URLとログイン情報を入力するだけで、30日間無料お試しでまず試せます。ラッコサーバーのプランはひとまず一番安いRK1を選択しました。


移行処理が開始すると、だいたい10分程度で完了。完了するとメール通知も届きます。



ここまでは本当に簡単でした!
STEP2. ドメイン移管 ※要注意!ここが一番つまづきました
サーバー移転はスムーズだったのですが、ドメイン移管では思わぬところでつまづきました。
これから移管する方は、まず以下の項目を確認しておくことをおすすめします。
✔️ AUTHCODE(EPPKEY/認証鍵)は取得済みですか?
✔️ WHOIS情報の代理公開は解除されていますか?
✔️ ドメインロックは解除されていますか?
✔️ 有効期限は15日以上ありますか?
✔️ 登録・移管から60日以上経過していますか?
① AUTHCODE(認証鍵)の取得
✔️ AUTHCODE(EPPキー/認証鍵)は取得済みですか?
AUTHCODE(EPPキー/認証鍵)はドメイン移管時に必ず必要になります。まず最初に取得しましょう。
- エックスサーバーアカウントへログイン
- ドメイン名をクリック
- 「認証鍵の確認」を押してコピーしておく
② WHOIS情報の設定(代理公開解除+登録情報変更)【最重要】
✔️ WHOIS情報の代理公開は解除されていますか?
これもエックスサーバー&ドメインを使用している場合、解除されていないことが多いので解除する必要があります。エックスサーバーの情報がWHOISに代理公開されている状態だと移管できないので、一度OFFにする必要があります。
- エックスサーバーへログイン
- 「Whois初期値設定」をクリック
- Whois情報設定を「代理公開する」のチェックを外す


そして代理公開を解除しただけでは終わりではありません。解除後は、WHOIS情報に登録されている情報を自分の情報に変更する必要があります。
ちなみにここが私の今回一番の失敗ポイントでした。特にメールアドレスについては、確実に自分で受信できるメールアドレスにすることを覚えていてください。
私はここを失念しており、メールアドレスがエックスサーバー側の代理メールアドレスのままになっており承認メールが届かず苦戦しました・・(後に詳細を書いています)
③ドメインロック(トランスファーロック)を解除
✔️ ドメインロック(トランスファーロック)は解除されていますか?
エックスサーバーでは、通常ドメインロックが有効になっています。そのため、移管前に解除する必要があります。
ただ、いざOFFにしようとしたところ「レジストラロックを解除するには、対象ドメインの解約申請が行われている必要があります」という案内が表示され、そのままではオフにできませんでした。


そのため、該当ドメインの解約申請を先に行うことになります。利用期限日まではそのまま使えます。


申請後、無事トランスファーロックをオフにすることができました。その他、ドメイン移管には以下のような条件もあるので合わせて確認しておくと安心です。
- ドメインの有効期限が15日以上であること
- 登録・移管から60日以上経過していること
- 移管対象のTLDが対応しているもの(com/net/jpなど一般的なものは基本OK)
ここまで来ると、ようやくドメイン移管の申請ができます。
①でコピーしておいた、AUTHCODEを入力し、移管手続きを開始しましょう。





ちなみにcomドメインの場合、ドメイン移管費用は1,738円でした!私はラッコポイントが溜まっていたため無料で移管することができました。
ドメイン移管申請後に承認メールが届かない…【私の失敗例】
実際に私がつまずいたのがここです。
私はWHOIS情報の代理公開を解除後、Whois情報設定を自分の情報に変更することを失念してしまいました。メールアドレスも自分のアドレスではなく、エックスサーバーの代理ものになっていました。そのため、ドメイン移管申請後に届く承認メールが届きませんでした。



正直、あ・・終わったと思いました
「移管承認メールが届かない=このまま移管に失敗してしまうのでは?」と不安になり、移管元のエックスサーバー、移管先のラッコの両方へ問い合わせました。
ただ、移管に関する確認事項は移管元・移管先で管理している範囲が異なるため、それぞれ「相手側へご確認ください」という案内となり、最終的には自分で状況を確認しながら待つしかありませんでした。



こりゃ詰んだな..と思ったにゃ
ただラッコからいただいた回答の中に、
「移管申請処理中」と表示されている場合は、移管申請自体は正常に受け付けられている状態です
と書いてあったことや、いろいろ調べているとエックスドメインは一定期間経過後に自動承認となるケースがあると知り「もう待つしかない」と腹をくくることにしました。



というか、待つしか私にできる選択肢はなかったです(笑)
結果としては、約6日後に無事ドメイン移管完了(成功)のメールが届き、問題なくラッコドメインへ移管することができました。





このメールが来たときは心底ホッとしました・・!
もし私と同じように、移管元がエックスサーバーで自分のメールアドレスを間違えて、承認メールが届かず不安になっている方は、まずは慌てず現在の移管ステータスを確認し、数日程度は様子を見ることをおすすめします。
とはいえ、一番大切なのは、最初からWHOIS情報の登録メールアドレスを自分のものへ変更しておくこと。私のようなヒヤヒヤを味わわずに済むので、移管前には気をつけてくださいね!
STEP3. ネームサーバー変更(サイト移管完了後)
エックスサーバーから承認メールが届いたら、最後にネームサーバーの変更を行います。これ自体は簡単で一瞬で作業は完了します。



お疲れさまでした
エックスサーバーからラッコサーバー移行完了!サイトマーケットへ出品へ
紆余曲折ありましたが、無事にエックスサーバー・ドメインからラッコサーバー・ラッコドメインへの移管が完了しました!
承認メールが届かないトラブルがあったときは本当に焦りましたが、結果的には約6日後に移管完了メールが届き、問題なく移管することができました。
そして移管が完了したあとは、そのままラッコのサイトマーケットへ出品。
即時納品対象サイトになっていたため、出品作業自体は驚くほど簡単で、1分もかからず完了しました。
以前ラッコM&Aでブログを売却した際は、サイト移行代行を利用したり、売買成立後に移管作業を進めたりと、何かと手間がかかりました。
その経験を踏まえると、売却を前提に運営しているサイトであれば、最初からラッコサーバー・ラッコドメインで運用しておくメリットはかなり大きいと感じています。
今回出品したサイトが果たして売れるのか、進捗がありましたらあらためてこの記事に追記したいと思います。



リアルな体験談として更新していきますので、ぜひ続報もお待ちください。
まとめ
今回、エックスサーバー・ドメインからラッコサーバー・ラッコドメインへ移管してみましたが、サーバー移転自体は非常に簡単でした。
一方で、ドメイン移管では私のミスから承認メールが届かず焦る場面もありましたが、最終的には無事移管が完了しました。
これから移管する方は、特に以下の3点を確認しておくことをおすすめします。
- WHOIS情報を自分の情報に変更しているか
- AUTHCODE(認証鍵)を取得しているか
- ドメインロックを解除しているか
- 結論:売却前提なら最初からラッコサーバー&ドメインで立ち上げるのがおすすめ!
今回の移管で特に感じたのは、将来的にサイト売却を考えているのであれば、最初からラッコサーバー・ラッコドメインで運営するメリットは大きいということです。



今回サイトマーケットへ出品したサイトが実際に売れるのか、また売却時のリアルタイム譲渡がどのくらいスムーズなのかについては、進展があり次第この記事に追記していきます。お楽しみに!







